スキルス胃がんの症状

スキルス胃がんの症状
スキルス胃がんは胃がんの種類の中でも非常に危険度の高い胃がんと言われています。
スキルスとは「硬い」という意味で、その名の通り胃の壁全体が硬くなる癌です。

スキルス胃がんは通常の胃がんに比べ初期の自覚症状がほとんどないのが特徴です。
症状に特徴的なものは無く、食欲がない、胃がもたれるなどのといった一般的な症状が多く、病状が進行してくると、胃全体が硬くなるため食物をたくさん受け入れられなくなるため、食欲低下や体重減少が起こってきます。

したがって発見された時には初期の状態を過ぎて腹膜転移や広範なリンパ節転移をすでに伴っているケースも少なくありません。
そのため、手術でがん細胞を取り除いたとしても再発生率が高い胃がんということになります。

スキルス胃がんには特徴的な転移があります。それは腹膜播腫です。
スキルス胃がんに掛かった人の約半数の人が腹膜播腫と言われることからもかなりの高確率で転移すると言うことが分かります。
手術が難しいとされていますが、手術と抗がん剤、温熱療法を組み合わせた治療法が効果的とされています。

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