胃がんの食事

食事のコツと予防法(基本的には胃潰瘍の場合とほぼ同じ)
・仕事、勉強をしながら食べたりすると消化に悪影響を及ぼすため出来るだけ食事のみでゆとりをもって食べる。
・急がず、ゆっくりとよく噛んで食べる。早食いはしない。
・食後約30分はあまり体を動かさず、体の右側を下にして休むと消化の際に胃にかかる負担が 少なくなる。
・空腹時は痛みが出たりすることもあるため、食事の回数を増やして少しずつ食べ、栄養を十分とる。
・偏食をしていると胃潰瘍の回復も遅くなる。消化のよい食事をとるようにする。
・デスクワークなどでありがちな前かがみで座らない。お腹が圧迫されて血行が悪くなるためなるべく姿勢をよくする。
・冷たいものなどは胃の血行も悪くする。出来るだけ避ける。
・アルコール、コーヒー、紅茶、ココア、炭酸飲料やタバコなどの刺激の強い嗜好品は胃液の出を多くしてしまうためなるべく避ける。
・香辛料、にんにくなどの香りの強い野菜、レモンのような酸味の強いかんきつ類も出来るだけ避ける。
・朝、昼、夕食3食ともに、「主食」「主菜」「野菜」をバランスよく食べる。

胃がん予防の食習慣
塩分の多い食事が習慣化していると胃がんの発症率が高くなるといったことが言われていますし、逆に緑黄色野菜に含まれるビタミンA、カロチン、ビタミンCといった栄養成分には、がんの発生を抑制する効能があるとされているので、毎日の食事に取り入れると予防効果が期待できます。
また、喫煙は胃がんに限らず癌全体のリスクを増加させます。アルコールの過剰摂取や暴飲暴食など食生活を意識することが一番の予防法になります。


Copyright © 2007 胃潰瘍と十二指腸潰瘍の食事 All rights reserved.
- テンプレートマジック -